野球バカの一言居士

阪神ファンとして生まれ、ロッテファンとして育った野球バカが千葉ロッテマリーンズ等の野球に関した幅広い題材に対して余計な意見を書いていきます

【考察】何故藤岡裕大を2番で起用しないのか

どうもこんちゃす。マリーです。お久しぶりです。

まず、気まぐれで更新するスタイルという言い訳に甘え、かれこれ1年近く記事を更新して無かったことを謝罪致します。すみませんでした。

ですがこれからも変わらず気まぐれに書いていきます。となると次の更新は2年後…ということは流石にないようにこれからもよろしくお願いいたします。

 

という冗談をおいといて、今回はタイトル通り『何故藤岡裕大を2番で起用しないのか』の考察記事となります。

現在首位を走る千葉ロッテマリーンズ。好調なチームを支えるのは昨季最大のウィークポイントであった打線がストロングポイントとなり、パ・リーグナンバーワンと言ってもいいほどの破壊力を持っています。

しかしその打線も藤原選手の離脱により最近はやや低迷状態。その中で井口監督は空いた「2番藤原」の枠を主に角中選手で埋めています。

このように最近ファンの間では、何故現在打撃好調の藤岡選手を2番に置かないのか、という議論が活発になっております。

これは井口監督が藤岡選手を信頼していないから、藤岡選手の事を嫌っているから等様々な意見が飛び交っていますが、私は藤岡選手を厚く信頼しているからこその「8番藤岡」なのだと考えております。

では何故「8番藤岡」なのか、そして何故「2番藤岡」での起用が無いのか―。この2つの疑問の考察をしていきます。

まず今季のマリーンズ打線の仕組みと狙いの考察、そこから導き出される「2番藤岡」の起用がない理由を述べていきます。少し長くなりますがよろしくお願いいたします。

(記事内の数字は9月10日までの数字になります)

 

<井口監督が求める2番打者像>

まず始めに井口監督の求める2番打者像を紐解いていきます。

近代野球で最も重要と言ってもいい2番打者。

そのチームで最も優秀な打者を置くことで得点力をアップさせるという考え方が広まり、そして今ではほぼ常識と言って差し支えないほどまでに浸透しています。

井口監督もご多分にもれず、2番打者に優秀な選手を起用しています。

しかし井口監督の場合、優秀な打者であることは1つの条件に過ぎず、これ以上に外せない条件があります。それは

  1. 左打者であること
  2. 右方向(引っ張り)の安打が多いこと

の条件です。

今季のマリーンズで2番に座った選手は

マーティン(64試合)

藤原恭大(28試合)

角中勝也(7試合)

鳥谷敬(4試合)

菅野剛士、高部瑛斗、小窪哲也(1試合)

106試合中105試合で左打者が2番に起用されていることから、ほぼ必須条件であると言っていいでしょう。

そして主に2番で起用されているマーティン選手、藤原選手、角中選手の右方向(引っ張り)の打率は

マーティン(.515)

藤原(.412)

角中(.314)

とハイアベレージを残していることから、右方向への安打が多いことも必須条件であると言えます。

藤岡選手はこれらに該当してないのかというと、実は該当しています。

藤岡選手は左打ちで、今季右方向の打率が.489と引っ張っての安打が極端に多いです。

文句なしで適性があるのに何故藤岡裕大は2番打者で起用されないのか。それはもう1つの条件、そして最も重要な条件から外れているからです。

その条件は4番の仕事が出来るか、やった事があるかです。

 

<だから藤岡裕大は2番で起用されない>

ここまでは井口監督の描く2番打者像の考察を行いましたが、ここからはマリーンズ打線の中での2番打者と、藤岡選手の立ち位置と任せれている仕事内容の考察をしていきます。

マリーンズの2番打者の求められる仕事の1つに他球団の2番打者と同様にチャンスメイクがあります。

これは何故右方向への安打が求められるかの答えにもなります。

現在千葉ロッテマリーンズの1番は荻野選手です。この荻野選手は知っての通り超攻撃型1番打者です。

これはバッターボックスの中だけの話ではなく、出塁すると果敢に一つ先の塁を狙うアグレッシブな走塁にそれを可能とする脚力を持つまさに「理想の1番打者」です。

荻野選手の特徴やイメージで1番最初に挙げられるのは恐らく盗塁と思いますが、衰えやバッテリーのマークが厳しいせいか盗塁成功率は63%と全盛期に比べるとかなり落ちており、盗塁は計算上成功率7割を超えると有効な作戦になると言われるので、荻野選手を盗塁させるのは有効な作戦とは言えません。

そのため1つでも先の塁へ進める為には盗塁よりも打つ方が有効で、そしてその打球が2塁の次の塁である3塁に遠ければ遠いほど野手の送球が遠く、送球の到達が遅れるため進塁しやすくなる。つまり右方向へのヒットを打てば荻野選手の脚力で楽々進塁という場面が起きやすく、また0アウト1.3塁という攻撃する上で最も作戦の立てやすい場面を作り上げることが出来ます。

だから2番打者は右方向へ打てる選手を、という条件が成立する訳です。

そして荻野選手と2番打者にはもう1つの仕事があります。それはポイントゲッターです。そしてこれが非常に重要な仕事になります。

優秀な打者にチャンスメイクをして貰うだけではもったいない。得点を獲ってもらう役割も与え、クリーンナップだけでは無いところも得点源とすると、理論的には打線の厚みが増す上に優れた打者だから得点期待値も高くなります。

ではその返すランナーは誰になるのか。荻野選手、2番打者の前の打者である8.9番の打者になる。

ここにいるのが藤岡選手なのです。

打線という単語は「線」という字を使っていますが、その線は最初と最後が繋がっているので実際は「円」になります。荻野選手、2番打者から見ると藤岡選手は1番打者。藤岡選手は打順では8番打者ですが仕事内容は1番打者と同じになります。

そして9番打者にいるのは捕手。今だと加藤選手になります。

加藤選手の仕事内容は言わば一昔前の二番打者。つまりバント等で自らを犠牲にしてランナーを進める事です。

2番打者の仕事ならば9番にマーティン選手を起用してもいいのではないかと考えることも出来ますが、9番打者は最も打順が回ってこないため、ここに打てる選手を起用してもプラスにはなりません。しかし前を打つ打者が実質1番打者の藤岡選手なのでバントや進塁打を打てる選手を置くことで打つことを期待されていない9番打者に仕事を与える事で打線の中に無駄が無くなり、どの選手にも果たすべき仕事がある打線になります。

直近でこの作戦が見事に成功したのが9月10日対楽天戦の2点目です。

3回裏、この回先頭の藤岡選手がレフトへのヒットを放ち出塁。まさに1番打者の仕事をします。

次の加藤選手はきっちり昔の2番打者の仕事である自らを犠牲にした進塁をさせ、1番荻野選手のタイムリーで追加点を挙げます。

まさに理想通りの得点パターンでした。

本来ならここに藤原選手がいることで荻野選手を返して中村奨選手、マーティン選手、レアード選手といった「本職」のポイントゲッターに回すことで大量得点というパターンとなります。

そして藤岡選手を1番打者と見た時、2番打者は何番目になるか。

答えは当たり前ですが4番目。つまり4番打者になり、2番打者は4番打者と同様の仕事が求められます

もう一度2番打者を打っていた上位3人を見てみると、4番打者としての出場数は一軍では

マーティン28試合

角中13試合

そして藤原選手、鳥谷選手は二軍で4番で起用された経験があります。

更に今季唯一の右打者で2番に起用された小窪選手は昇格前日の9月8日の二軍戦で4番打者に起用されて3打数2安打の活躍。次の日一軍へ昇格し即スタメン。しかも2番打者として起用されました。これは単なる偶然でしょうか?

またマーティン選手が2番から外された時に起用されたのが3番や6番ではなく4番だったことからも、2番打者と4番打者の仕事内容が一致していることを証明しています。これは二軍で4番に起用された鳥谷選手にも当てはまります。

菅野選手、高部選手が2番に起用された2試合以外は一軍二軍のどちらかで4番経験のある打者が2番で起用されているのは偶然で片付けるには難しく、明らかに意図的に起用しているとしか思えません。

藤岡選手を2番で起用するとシステムが成り立たなくなるので仕事内容は変わるのではないかという考えもありますが、ここで見るべきは人ではなくシステムそのものです。

このシステムは今のような不調時でも機能し、得点源になっています。

これ程優れたシステムを人の配置換えで変えることは考えづらく、藤岡選手と同じ仕事をして貰う選手を8番に起用すると思います。

ですので、4番打者としての経験がない全くない上に慣れない仕事を追加され、リズムが崩れるデメリット承知で2番に起用するよりも今まで通り8番で起用し、実質1番打者としての仕事を遂行する今の状態の方がメリットがあり、実際結果を出している為変えづらい、いや変えないようにしていると考えます。

つまり

  • 藤岡選手は8番打者ながら仕事内容は1番打者
  • この仕事が藤岡選手にフィットしている
  • 今のマリーンズの2番打者は4番打者と同じ仕事が求められる
  • しかし藤岡選手は今季その仕事を経験したことがない
  • した事の無い仕事を与え、好調な打撃を崩したくないから2番に起用しない

 

だから藤岡裕大は2番で起用されないのです。

 

<今後2番起用はあるのか>

今後藤岡選手が2番起用されるのかの考察ですが、結論から述べると2番藤岡はある種終わりの始まりと考えています

前述した通りこの下位打線からチャンスを作るシステムは例え打線全体が不調時でもある程度機能し点が取れる優れたシステムなので、怪我人が多発しない限り起用はされないと思っており、そもそもそのような状況になってしまうとまずまともに戦えないだろうと思いますし、わざわざ成功しているものを壊すようなことをするのはマイナスの方が大きいので変更はないと考えております。

 

<終わりに>

これはあくまで僕の一意見に過ぎません。

もちろん反論あるかと思いますし、様々な考えを持っておられるかと思います。

しかし何も考えず自分の思想、好みと違うからというだけで采配批判をしてはいけないと考えておりますし、これだけは譲れない思いです。

プロの監督が考えに考え抜かれた上で行う采配は噛んでみないと味が染み出してこない食べ物と一緒です。

意図を読み取り、自分の中で考え、その上で賞賛や批判をする。そして時には考えの違う他人と自分の考えをぶつけあい、さらに考えを深めていく。これを繰り返すことで今まで見えてなかったものが見えるようになり、これまで以上にプロ野球を楽しく見ることが出来ると思います。

一人でも多くの人が楽しくプロ野球を見れるようなそんなきっかけの記事になればこれ以上の喜びはありません。

 

長々とした駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。では2年後にお会いしましょう。ではでは

 

<今回使用したデータサイト、コラム様>

データで楽しむプロ野球

データで楽しむプロ野球

 

nf3〜Baseball Data House〜様

- nf3 - Baseball Data House Phase1.0 2021年度版

 

日本経済新聞2018年8月19日のコラム

勝利への必要条件 積極走塁のリスクとリターン: 日本経済新聞

解説二木康太〜エースになる為には〜

どうもこんちゃす。お久しぶりです。

当サイトは開幕前に一つ記事を書いてから今の今まで一つも更新しないという幽霊サイトと化していました。なんとこれが2020年シーズン初の投稿です。まさに今日開幕したことになります。あまりにも期間が空いてしまいすみませんでした。

元々日本語が拙い上にかなりのブランクが空いた為、とんでもない誤字脱字があるかもしれませんが、そこはご愛嬌として温かく見逃して下さい。ですがなるべくミスは少ないように努めますのでどうぞよしなに。

さて、今回のテーマはタイトルにもある通り、期待のエースと言われ続けて幾数年経とうとしている二木康太についてです。

まず今季と昨季の違いについて述べた後、エースになる為にここを改善して欲しいという意見を僭越ではありますが解説、意見していこうかなと思います。

あと、今回選手名に関しては敬称略させていただきます。

 

《昨季と今年の違い》

今季の二木と言えば思い出したくもない雨の仙台での大炎上。そして即二軍落ち。

そこから約1ヶ月後の8月8日、敵地京セラドーム大阪で行われたオリックス戦で今季初勝利を挙げると、そこからはあの炎上が嘘のような快投を続け、気づけば2桁あった防御率も今は4点台前半に、K/BB(投手の制球力を表す指標。一般的には3.5を超えると優秀とされる)は驚異の6.29。さらにWHIP(1イニング辺りどれだけの走者を出したかを表す指標。1.0を下回ると優秀とされる)は0.99。あの炎上を含めてこの成績ですので、如何に再昇格後のピッチングが神掛かってるいるのかが分かります。

では何故あの炎上後からキャリアハイレベルのピッチングが出来たのか、そして昨季と変わったところを具体的な数字を用いながら独自の見解で書かせていただきます。

まず、今季の変化球割合と昨季の変化球割合を見比べてみますが、初めに言っておきます。そこまで昨季と大きな違いはありません。

 

2020年

ストレート53%
スライダー18%
フォーク24%
カーブ5%

2019年

ストレート53%
スライダー15%
フォーク27%
カーブ4%
シュート0%

 

では何が一番変わったのか、ここにある数字を入れてみましょう

 

2020年変化球割合 ロッテ 2020年度

ストレート53%(.221)
スライダー18%(.206)
フォーク24%(.262)
カーブ5%(.333)

2019年変化球割合 ロッテ 2019年度

ストレート53%(.282)
スライダー15%(.234)
フォーク27%(.216)
カーブ4%(.417)
シュート0%(.500)

 

カッコ内の数字、察しの良い方なら既におわかりかと思いますが、この数字は被打率です。

一目でわかるのはストレート、スライダーの被打率が大きく下がり、フォークの被打率が上がっているところでしょう。

フォークの被打率が上がった原因、それはフォークの空振り率が大幅に下がったからだと思われます。

フォーク空振り率

2020年

8.25%

2019年

17.04%

およそ10%去年より空振りが取れていないことから今年のフォークは調子が良くない事が伝わるはずです。

最大の武器であるフォークが打たれやすくなった、思い出せばあの仙台での試合、このフォークを狙い打ちされ、悪条件でのマウンドではありましたが結果として大炎上しました。

再昇格後も昨季よりワンバウンドになるシーンや抜けて高めに甘く入るシーンが多いように感じます。

フォークが打たれやすくなりましたが、その分ストレート、スライダーの被打率を大きく下げた事で大崩れしなくなった事は、ポジティブに言えばピッチングの引き出しが増えたと言っていいでしょう。

では今年の鍵となる球、ストレートにどのような違いが生まれたのでしょうか。

今季開幕前、二木は力強いストレートを得ることに強いこだわりを持っていました

力強いストレートを求め奮闘するロッテ・二木康太 | BASEBALL KING

ここからは自分なりの考察ですが、この時(具体的には開幕前、仙台炎上前)の二木は

力強いストレート=速い球

と考えており、とにかく速い球を投げようとしていたように思えます。

この考え自体は悪くないですし、寧ろ正解に近いです。

フォークを決め球にしている投手にとって、スピードボールというのは必須項目。千賀や有原などを見れば明らかでしょう。

しかし春先の練習試合や楽天戦までのピッチングを見ても、打者と勝負と言うよりもスピードを出したくて腕を振っていた、俗に言うスピードガンと勝負していたように見えていました。

しかしスピードは思うように伸びず、さらに楽天戦で世紀の大炎上。

もうひとつ、二木自身の中で迷いがあったのではないか説。

そもそも力強いストレートという抽象的な言い方からして、速さなのか質なのかどっちつかずなところが出ています。

今回、速さとは単純に球の速さ、質とは回転数やノビのことと定義します。

速さを求めるのか、質を求めるのかといったところで迷いがあって中で、特にスピードのところで二木自身の想像と数字が大きく乖離していて、そのギャップによるズレが仙台の試合で結果として出たのではないのか。

あの仙台で炎上したタイミングで二木の中で力強いストレートに対しての考え方が変わった、定まったように見えました。

ではどちらに重きを置いたのか。

平均球速と最高球速を見比べてみても

2020年

AVG141km/h

MAX146km/h

2019年

AVG140km/h

MAX147km/h

昨季とスピードはほぼ変わっていないのに被打率が大きく下がっています。

また、もう一つ面白い変化があります。

二木 康太【ロッテ】 コース別(ゾーン別)被打率・成績

こちらは今季の二木のコース別被打率

2019年度版 二木 康太【ロッテ】 コース別(ゾーン別)被打率・成績

そしてこちらは昨季の二木のコース別被打率

多くのコースで昨季とは真逆の数字になっています。

特に右打者の真ん中ハイ、アウトコース真ん中、左打者のインコース真ん中、アウトハイの被打率に劇的な変化が見られます

ハイボールでの被打率の低下は、ストレートが強くなったこと、右打者のアウトコース真ん中や左打者のインコース真ん中の被打率の低下はスライダーが良くなったからでは無いだろうかと思われます。

見える形でストレートとスライダーの改善が分かる数字では無いでしょうか。

このことを踏まえた上で、二木は

球速よりもボールの質を取った

と言ってもいいでしょう。

今季に関してはスピードを追い求めるのを諦め、今後の課題として追い求めることは充分考えられます。

 

《エースになる為には》

以上のとおり、昨季との見比べによる二木のピッチングの変化、特にストレートについてわかったかと思います。

ではここからは二木が期待通りエースになれるのか、なる為にはどうしていって欲しいかを僭越ながら書かせていただきます。

結論から言いますと、まだエースと呼ぶには相応しくない3つの改善点があると考えています。

それは

  1. 得意球、フォークの改善
  2. 継続性の無さ
  3. 大舞台に弱い

の3つです。

まず1つ目のフォークの改善

これに関しては今季だけのものであって欲しいのですが、先程フォークの空振り率について話をしましたが、10%程空振り率が低下したことが原因なのか、奪三振率も大きく下がってしまっています。

今季奪三振

7.16

昨季奪三振

8.04

つまり今年の二木は三振を獲る投手からスタイルチェンジしている、せざるを得なくなったという事です。

元々あった制球力に磨きがかかったとはいえ、この大幅な悪化は見過ごせません。

チームのエースと呼べるほどの投手には、厳しいですが圧倒的な実力を求めたいです。

ただこのように分かりやすく数字が落ちた要因があるので、今のストレートとスライダーの調子をキープ又は更なる向上を狙いつつ、フォークの改善に取り組んでいくことで、マリーンズのエースはおろか、日の丸すら見えてくるのではないでしょうか。

2つ目の継続性については、ファンの皆さん知ってのとおり、いい時が短いです。

例年夏場以降になると疲れが目に見えてしまい、明らかにボールに勢いを感じなくなります。

この改善には日々の過ごし方や疲労の取り方といった細かい部分の修正、長い期間投げれるだけのスタミナを付けることである程度改善されるのではと思います。石川と一緒にサウナ行けば良いじゃない?知らんけど…

3つ目、これが一番改善して欲しいところです。

昨季最終戦や今年の8連勝中て迎えた仙台での試合等、重要な試合に非常に弱いように感じます。

私はメンタルの弱いと言われる選手には二種類あると考えていて、一つは萎縮型。もう一つは空回り型です。

二木は後者、空回り型ではないかと思います。

非常に真面目な選手で、ゴシップ系の噂もなく、悪評はほぼ聞こえてきません。ですが真面目すぎるが故にやってやるぞ!っていう思いが重くなりすぎて、一度打たれ始めると焦ってしまうのか、ガタガタと崩れていってしまいます。

メンタリティの強化に関しては専門でもなんでもない上に、個々人で強化の仕方が大きく異なるのでこれだというやり方はありませんが、ない知識で言うならば、空回り型の選手に対しては上手く開き直り出来るかどうかが重要なのではないかと思います。

これは自分で心情をコントロールする事で開き直ることも出来ますが、これがかなり難しい。マウンドに立つと色々なものが邪魔をして上手く開き直ることができません。ですが周りの選手のサポートで容易に開き直させることが可能なのではないかと思います。その中で特に捕手がこの方向へ持って行く事が容易に可能なのではないでしょうか。

幸い、女房役の田村は大舞台の経験も多く、また若いですが代表経験もあるので様々な投手をリードした経験があります。

年々頼り甲斐のある選手になってきていますので、メンタル面でのサポートもより強く出来るのではと思います。ストレートの速さは改善させなくてもいいのかというツッコミを受けそうなのですが、ストレートは単純に速ければいいという訳でも無いですし、エースに求めるのは150km/hよりも勝てる投手になれるかどうかだと思っていますので、省かせていただきました。

以上の3点をクリアーした時、二木はエースと呼ぶに相応しいスーパーな投手になっているのではないでしょうか。

 

以上です。ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

最後に一マリーンズファンとして二木へエールを送りたいと思います。

きばれ!二木!

 

それでは今日はこの辺で。ではでは

冷静に鳥谷開幕一軍について考える

どうもこんちゃす

井口監督から発表された通り、野手陣の開幕一軍メンバーが決定しました。

捕手

田村、佐藤、柿沼

内野手

井上、中村、レアード、藤岡、安田、福田光、鳥谷

外野手

荻野貴、福田秀、マーティン、角中、清田、岡、和田

(敬称略)

やはり一番目についたのは鳥谷選手が開幕一軍スタート決定。

これに関してTwitter上では多くの意見が飛び交い、賛否両論巻き起こっています(賛0.1、否9.9くらいですが…)

今回は何故鳥谷選手が一軍に残れたのかを私なりに考察していこうと思います。

 

・競争相手

井口監督は鳥谷選手の起用について、内野手スーパーサブとしてと明言しています。

先に行っておきますが、平沢選手、茶谷選手、西巻選手はスーパーサブの競争相手として考えていないのではと思います。

平沢選手、茶谷選手、西巻選手の競争相手は藤岡選手や福田光選手。この枠組みはスタメン争いです。

若くて能力がある平沢選手らを一軍でスーパーサブとして起用するよりも二軍に置いて実戦経験を積ます方が良いのではと考えたのではないでしょうか。

平沢選手らは鳥谷選手との競争に負けたのではなく、藤岡選手、福田光選手との競争に負けたのです。

平沢選手の方が守れるのは明らかですが、ここで中途半端に一軍に置いておくよりも二軍で打席機会や守備機会を多く与える方が将来的には良いと判断したのではないでしょうか。

こうゆう理由であれば私は平沢選手の二軍スタートも納得出来ます。

ではこのスーパーサブとして競争相手になるのは誰か。三木選手と松田選手だと思います。

なぜこの二人はダメだったのか。

まず三木選手は極度の打撃不振に陥っています。

一軍で4-0、二軍では6月以降12-1と二軍ですら安打が出ていません。

鳥谷選手は一軍で0割ですが三木選手は二軍で0割です。

加えて今日エラーこそつきませんでしたが失点に結びつく守備のミスを犯しています。

終盤の守備固めを任せるには難しいミスが飛び出しており、打撃成績も良くないので今上にあげて起用するよりも自信を取り戻した後に一軍へという方がいいと思ったのではないでしょうか。

松田選手も同様に今日の試合でとんでもない守備のミスを犯しています。

ただ松田選手の場合二軍情報が少なすぎてどう評価していいのか分かりません。ですが二軍でそこそこ結果を出していたら一軍に呼ばれてるのではと思うので、まだ一軍レベルに達していないと言うだけに留めておきます。松田選手の情報がある方は是非コメントお願いします。

ここまでは首脳陣の考えを考察しましたが、ここからは私の意見となります。

井口監督のこの判断に関して否定的な意見が出るのは仕方ないと思います。ただ鳥谷選手を出し抜けるほどのスーパーサブが居ないのも事実。消去法に近い形で鳥谷選手を使わざるを得ないのではと思います。なので三木選手が調子を取り戻したら鳥谷選手と交代でいいでしょう。

 

・実際どう起用するの?

次に実際に鳥谷選手の起用について考察します。

基本はサードの守備固めで起用するのではと考えます。実際に鳥谷選手はこの練習試合終盤はサードの守備に就く機会が増えています。

流れ的には終盤でレアード選手が出塁→代走和田選手or岡選手→サード鳥谷選手

といった流れになるでしょう。

この場合守備固めというかただ守れる選手を当てはめただけのように感じますが。

安田選手も今回開幕一軍決定しましたが守備固めとして使うのははっきり言って無理です。鳥谷選手より厳しいです。それは分かってもらえるかと思います。

ただ一つ思うことがあります。

サード藤岡選手、ショート福田光選手で良くない?

わざわざ弱肩の鳥谷選手をサードとして使うよりも強肩でアマチュア時代の本職であったサードに藤岡選手を置いた方が良いのではないでしょうか。

新人の福田光選手を守備固めで起用するのかという話にもなりますが、無理して鳥谷選手を使うよりも福田光選手に一軍での実戦経験を積ませた方が良いと思います。

ただ彼を二軍に置いたところで何をするのか。私は若手こそ二軍での実戦機会を与えるべきだと思っているので、その方が愚策だと考えます。

サード前ヒットや0割、目を覆いたくなるような弱肩。本当に一軍戦力なのかと言われると微妙ですが鳥谷選手が一軍に残らざるを得ないこの内野手状況。本当に批判すべきなのはここでは無いでしょうか。

 

 

結論

誰でもいいから鳥谷を

二軍に落とすくらいの

活躍をしてくれ!

 

では今日はこの辺で。ではでは

大真面目にマリーンズから代表選出はあるのかを考える2

どうもこんちゃす

気がついたら5月も中旬。時間というのは怖いものですぐ流れて行ってしまいますね。

さて、今日は前回の続きです。

意外にも前回の記事を見ていただいた方が多かったのでモチベがちょっと上がってます。

これが維持出来れば良いのですが、果たして

では早速行きましょう

 

三塁手

該当者

安田尚憲

理由

現レギュラーはレアード選手なので当然日本代表に選ばれることはありません。

自分は日本以外の野球事情に明るくないのでメキシコ代表ならどうか等の話は省かせてもらいます

なので今回は安田選手を該当者として選びましたが、現時点で選出されるだけの実力は無いでしょう。

将来性を期待するにしても、年の近い岡本選手が今年はサード一本で勝負するとの事で、上手くハマればそのまま松田選手の後継者として侍ジャパンでも不動のレギュラーになるのではと予想します。

あと高橋周平選手が代表に選出されてもおかしくは無いです。

26歳とまだ若い上に守備も良く、国際大会では重要なアベレージヒッターとして打力も開花してます。

ただ高橋選手の場合はライバルは近藤選手になるでしょうし、安田選手にとぅても当然近藤選手は競争相手になります。

守備範囲に定評のある大山選手、本職ではありませんがサードとしても充分勝負出来る実力のある外崎選手も候補に挙がります。

ざっと名前を挙げただけでも実力、実績どれをとってもまだまだ安田選手は敵わないです

ですが、安田選手の秘めたものの大きさは上記で挙げた選手の中では一番。贔屓目なしでも期待値は高い。

まずはロッテでスタメンを勝ち取ってもらい、代表の座も勝ち取ってもらいたいです

 

遊撃手✕

該当者

藤岡裕大

理由

ロッテファンの方々なら嫌という程わかっているかと思いますが、走攻守どれをとっても坂本選手、源田選手に敵いません。

西岡以来穴となってるこのポジション、誰が埋めてくれるのか…

平沢選手も一応触れておきます

長打力という部分に関しては源田選手よりも優れてると思いますし、守備もここ近年改善傾向にあります。

ですが将来性を込みにしてもこの2人からポジションを奪って、昔の西岡選手のようにスタメンを勝ち取り活躍する姿が想像出来ません。

完全にないとは言えませんが、かなり厳しいのは確かです。

 

外野手△

該当者

荻野貴司

福田秀平

角中勝也

理由

周東選手よりも荻野選手が選ばれると思った。

前回のプレミア12代表メンバーを見て思った率直な思いです。

確かに周東選手の走力面の貢献で日本は優勝することが出来ましたが、負けず劣らず荻野選手も速いし技術もあるし、あと間違いなく周東選手よりも打撃面で貢献もできます

ただやはり年齢と怪我歴がネックだったのか、選出されませんでした。

年齢的にも前回のプレミア12がラストチャンスだったかもしれないのでこれから先選出されるのはかなり難しいのではと思います。

福田秀平選手は長打は打てるし足も速いし守備も良い、持ってる能力は選出されでもおかしくはないレベルではあります。

ただ実績が乏しく、一年フルで活躍した年がないので、まずは一年通して活躍して欲しいと思います。

角中選手が選出されるなら打撃専門で守備度外視での選出、DHでの起用がメインなりそうですが、森選手、吉田正尚選手、近藤選手とライバルが強烈なのでここに割って入るのはかなり厳しい戦いになります。

結果、無くはないけどほぼ無いに近い、ありよりのなしな感じで△にしました。

日本代表の外野手はスーパースターが多く、対抗出来る選手が荻野選手のみというのは寂しいです

有望株として藤原選手や山口選手がいますがまだまだ成長過程で名前を挙げるには早いと考えてます。

ポテンシャルの高い選手はいるので、順調に育っていってほしいです

まとめ

投手は選ばれる可能性が高いか、野手は厳しい。

代表クラスの野手を出さない限りはリーグ優勝なんて夢のまた夢

ただ若手有望株が多く在籍しているので、将来的には有り得そうなので、上手く育成していってほしい

 

贔屓の選手がいれば日本代表を応援するきっかけにもなるので、一人でも多くのマリーンズの選手が選ばれる事を祈っています

では今日はこの辺で。ではでは

 

 

 

 

 

大真面目にマリーンズから代表選出はあるのかを考える

どうもこんちゃす

最近日増しに暑くなってきてる気がしますか、いかがお過ごしでしょうか

私はエアコンの効いた部屋に引きこもりゲームに読書に優雅にStayHomeを満喫しています

 

さて、今日は大真面目にマリーンズから日本代表に選出される選手がいるのか、ポジション別に考えていきたいと思います。

前回のプレミア12では選出者0という阪神と共に他球団ファンからバカにされる事案が発生しました。

ですが、マリーンズからも代表選出される選手はいるぞ!

という所を他球団ファンの皆さんにも知って貰いたいのです。

その過程でロッテの選手の紹介もちょくちょく含めていきます

評価の基準は私の独断と偏見、〇、△、✕の三段階で評価します。

 

先発〇

該当者

種市篤暉

佐々木朗希

理由

ロッテファンや若手選手事情に詳しい人といった知る人ぞ知る期待の若手の一人の立ち位置でしたが、去年8勝を記録し一気に知名度を上げた若手有望株。

千賀投手が絶賛した貫通力の高いストレート(この表現独特で好き)に落差の大きいフォーク、カウント球、決め球にも使えるスライダー、力感のないスムーズな投げ方がかっこいい上手投げ。漫画の主人公にもなれちゃいそうな正統派速球投手です。

特筆すべきは奪三振能力。

日本人記録タイの23イニング連続奪三振を記録。

奪三振率も師匠である千賀投手に次ぐ2位の10.41と驚異的な数字を叩き出しています。

三振が取れるということで中継ぎでの起用も考えられます。日本代表は何故か先発投手に中継ぎをさせたがるので、可能性としては充分にあります。

さらに年齢も山本由伸投手と同じ21歳。まだまだ成長過程の中にいる投手ですし、活きのいい若手なので選出されるのはそう遠くないでしょう。

佐々木朗希投手は将来的に代表入りするのではと期待しています。

規格外の能力の持ち主なのは周知の通りですし、ここで名前を出さないわけにはいきません。

代表入りどころか代表のエースにもなれると期待しています。

 

中継ぎ△

該当者

松永昂大

理由

身も蓋もないことを言うと岩崎投手、島本投手が選ばれないのなら誰も選ばれないと思ってます。

稲葉監督には先発投手を中継ぎさせるのではなく本職の選手をちゃんと選んで起用して欲しいです

愚痴のような感じなってしまいましたが、今の代表にはこういった経緯があるので期待があまりできません。

地味にロッテの中継ぎは西野、成田、松永、石崎と代表経験ある投手が多いんですよね。

石崎のポテンシャルの高さや右の本格派サイドハンド(スリークォーター?)という希少なタイプな事を考えると選出されてもおかしくは無いと思います。

ただ、やはり怪我の影響かこの数年成績が奮わないので再起に期待してます。

松永投手は対左枠での選出になると思います。

ただメジャーでワンポイントリリーフが禁止されたので、国際大会でも禁止になる可能性が高いです。

もちろん松永投手は一イニング投げきれるだけの能力はありますが、そうなると松井裕樹投手や中川皓太投手らも加わった争いになるのでこうなるとやや厳しいかなと思います。

 

抑え✕

該当者

益田直也

理由

こればかりは不利です。

抑えというポジションは経験がものを言うのであれば、山崎康晃投手以上に経験値のある抑え投手はいません。

言い方悪くなりますが山崎投手が怪我でもしない限り可能性は無いでしょう。

ただ中継ぎでの選出は有り得ます。

もし大会途中で山崎投手が不調になれば、代わりに守護神としての起用されるのではと思いますが、いの一番に選ばれる可能性は低いかなと思います。

 

捕手△

該当者

田村龍弘

理由

捕手は基本3名選ばれるので甲斐選手は確定として、残り2枠誰になるかを考えます。

まず出てくるのは森選手。捕手、指名打者としても起用出来るのでほぼ確定でしょう。

ですがプレースタイル上体の負担が凄まじいらしく、中々代表と縁がありません。

これさえクリアするだけなのでほぼ確定と言っていいでしょう。

残り一枠、パ・リーグの選手が3名選ばれることはほぼないのでバランスを考えると會澤選手、小林選手、梅野選手が有力でしょう。

選ばれるのであれば森選手が外れた場合になり、こうなると田村選手にもかなりチャンスがあります。

代表経験もありますし、盗塁阻止に関しても水準以上ある。決して悪く無い選手です。もっと打てたら文句は無いんですが…

組み合わせによって変わってくるので確定ではなく、ありよりのありと言った具合で△とさせていただきました。

一塁✕

該当者

井上晴哉

理由

浅村選手、山田選手、山川選手と井上選手以上の打力を持った選手が相手なのでかなり厳しい戦いになります。

本職ですので守備力なら上記3名に劣ってはいませんが今後村上選手の選出も考えられます。村上選手の一塁守備は特別悪くなく、むしろ良い上に左の強打者というチームバランス的にも合致した選手です。

調べてみて意外だったのが左打ちの一塁手が銀次選手と村上選手しかいないんです。

実は希少価値のある左打ちの一塁手が相手というとこも井上選手は厳しいかなと思います。

 

二塁手

該当者

中村奨吾

理由

これはかなり難しいかったですが、色々考えてみた結果△にしました。

まず浅村選手、山田選手は確定で選出されるでしょう。

この2人のどちらかがファーストに入ったならば、守備力の高いバックアップの選手が一人必要な上、多少のユーティリティ性も求めたいところです。

そうなると菊池選手より守備力の高く、サードもできるしなんなら外野も経験したことのある中村選手が選ばれるのは容易い…かと思いますが、ここで問題が発生します。

その1、過大評価されてる菊池選手

UZRを見ると中村選手の方が圧倒的に優秀な数値を叩き出しています。なんなら菊池選手の持ち味である守備範囲の広さを比べるとその土俵にすら立てないレベルで差があります。

ですが菊池選手=守備職人という認識が出来上がっており、また稲葉監督が守備固めに起用するなら菊池選手だよねってなってる節があります。

頼むからもっと数字を見てくれ、って思います。

その2、タイプがモロかぶりの選手がいる

守備力が高い、ユーティリティ性もある、打撃まずまず、足速い

ものの見事に外崎選手とタイプがかぶってます

これが一番の問題です。さすがにユーティリティプレイヤーは2人もいりません。

サード専門として選ばれたら中村選手にもチャンスがありますが、あの守備力の高さを犠牲にしてまでサードで選ぶのは勿体無い。

まず一塁専門の選手が選ばれると山田選手、浅村選手の2人で充分なわけで、そうなるとよりユーティリティ性の高い外崎選手が選ばれるのは当然の運びです。

このように組み合わせによっては選ばれそうだけど選ばれない、けど完全になしでは無いということで△としました。

 

かなりボリューミーになったのでこの辺にします

またいつか続きを書きますので、その時はよろしくお願いします

それではこの辺で、ではでは。

歴史の転換期

どうもこんちゃす

今日は大きな出来事が沢山あったので一度整理するのも兼ねて持論を展開したいと思います

 

まずは

涌井投手が金銭トレードで楽天

これに関しては全く予想出来てなくてかなりショックを受けました

直近3年の成績は負け数が先行して中々貯金が作れず苦しいシーズンが続いていました

ですが投球イニングは158、150、104とイニング数か稼げる投手として重宝されていました

今季は序盤戦に無四球完封勝利を記録するなど復活したかと思われましたが例年に比べて成績は悪化、二軍落ち。シーズン最終では中継ぎ登板をしました

近年のどん底の状態の中でも気を吐いて投げ続けた姿はまさにエースそのものでした

選手間の人望も厚く、ファンからの人気もあった選手でしたが成績だけ見れば年俸に見合った活躍はしておらず、やや不良債権化していたようにも見えました

ただこれは損トレードだと思います

FAで入団した選手へ対してこの出し方はどうかと思いますし、なりより投打のチームの顔を出したのはかなりの痛手です

しかし、一部報道では涌井投手はプロテクト漏れをしていたのではと言われてたこともあり、人的で出すよりか印象は悪くないのかなと。でもハッキリ言ってこのトレードは納得出来ません

 

人的に関しても動きがありました

ロッテは酒居投手、楽天は小野投手を人的保証として放出

酒居投手は入団当時は先発投手として期待されていましたが、今季から中継ぎに転向し54試合に登板して一時勝ちパターンを任されるなど活躍しました

力のある直球と落差のあるスプリットが特徴で奪三振率も高く、さあこれからという所で人的で楽天へ移籍となりました

野投手は発表後に少し調べただけなので正直に言ってあまり知りませんが今季ファームで最多セーブを獲得しました

最近のロッテの投手に多い力で押すタイプのようです(間違っていたらすみません)

酒居投手は登板数こそありますがやや安定感にかける内容があったのでその辺を来季改善出来れば8回を任せられる投手だけに本当に残念です

ただロッテは若手主体の方針を掲げていたのでこの人的自体は間違ってはいないと思います。ここで中途半端に中堅の選手をとってたら叩いてました

若手投手のプロテクトを優先した結果こうなったのは致し方ないでしょう。獲得したのも23歳の有望株なので言ってることとやってることは一致します。小野投手がこの他球団への移籍が開花のきっかけになればと期待します

 

ここからは持論になります

このオフの流れを見て、ロッテはある程度土台を作った上でチーム改革しているのだと思います

思い出したくもない暗黒の2017年から基礎を作り直し、中村、井上、二木、種市らとチームの要となる選手を育てました

来季井口監督は3年契約の最終年。一度ここで結果を出さないとこれまで積み上げてきたものが全てパーになる。だからジャクソン選手、ハーマン選手を獲得した。その上球団はさらにその先を見てチームを作っている。だから今回若手有望株の小野投手を獲得した

 

彼らの描く未来予想図はファンの想像以上のものなのではないでしょうか

 

ただこれはハイリスクハイリターンの未来予想図です。成功すれば黄金期、失敗すればまた暗黒期です

これまでのロッテの歴史はFAには参加しない、ドラフトは大卒、社会人を多めにとる言わばその場しのぎのドラフトがメインだった

この体制で今まで勝ててましたか?

勝ててないということは間違っていたということです。勝負の世界、特にプロスポーツではでは勝つことが正しいとされています

まさに今歴史の転換期で、千葉ロッテは生まれ変わろうとしている

これについて賛否は当然出るでしょう

自分はもう贔屓が負け続けるのは見たくないんです

勝つことが最大のファンサービス。だけどただ勝つだけではダメ。これまで通り営業やハイタッチ等のファンサービスを大切にした上で勝利し、優勝する

まさに最高で最強の球団になるためにこれからも頑張って欲しいですし、頑張って応援していこうと思います

 

それでは今日はこの辺で。ではでは

 

元高校球児が思う、21世紀枠

どうもこんちゃす

今日話す内容はタイトル通り、21世紀枠についてです

まず21世紀枠について軽く説明すると

困難な状況を克服して、都道府県の秋の大会などで上位の成績を残し、地域の模範となっている学校などが対象

とあります

この制度には賛否両論あるんですが、僕はこの制度には賛成です。その辺の理由なんかは後で。

そもそも選抜高校野球大会、いわゆる春の甲子園選抜ですので選び抜かれた高校が出場します(選び抜かれてないじゃないか!という反論はひとまず置いといてください)。簡単に言えば日本一大掛かりで有名な招待大会という訳です。ここが選手権大会、夏の甲子園との大きな差です

要は実力が絶対ではないんです

選手権大会は完全実力勝負です。ですが選抜大会は完全実力勝負ではない。実力勝負なのは80%くらいでしょうか。

なら残り20%はなんなのか。それは過程です

例えば震災で被災した中良い成績を残したことや過疎地域であるのにも関わらず良い成績を残したこと等が挙げられたりします

あと文武両道の実践なんかも聞きますね

この過程を評価するってところが良いところであったり、悪いところでもあります

この過程を評価するというところで賛否が別れてます

まず賛の部分を挙げると、同地区に実力では到底敵わない高校がある地区の高校にとってこれ程甲子園に近くなる制度はないことです

何故かと言うと夏より秋の方がジャイアントキリングが起き易い状況になるからです

夏の県予選大会において甲子園に行くことが義務付けられてるような高校の強さはもうそれは半端じゃないです。並の高校じゃとてもじゃないですが太刀打ちできません

ですが強い高校は勝ち上がっていくので夏の期間が必然的に長くなり、新チームの始動が遅くなります

となると新チームの結成から間もなく秋の新人戦や秋季県大会を戦うわけです。当然チーム成熟度は差があります

このチーム成熟度の差高校野球ジャイアントキリングが起きやすくなるんです

夏に甲子園に出場したのにも関わらず秋はあっさり負けることが起きるのがまぁあります

否の部分を挙げると進学校に通っているだけで甲子園に行けるんか、俺らこの高校に県大会で勝ったのになんで甲子園行けれへんのや!というのがあります

確かにこういった意見はもっともで、自分も疑問に思うところです

例えば21世紀枠候補のチームで試合をして決めるなんていいかもしれませんね(実際にするとどこでするのかや費用はどこ負担なのかで大いにもめそうですが…)

選考基準の曖昧さを無くし、出来るだけ文句の出ない選考をしてもらいです

 

ただ自分が納得しない意見があります

それは、21世紀枠で出場する高校があることで大会のレベルが下がるというものです

まずなんでレベルが下がったら何が困るのか

  • レベルの高い高校同士でやれば盛り上がる
  • 見応えのない一方的な試合が多くなって面白くない
  • そのせいで野球が嫌いになる子が多くなる

このような理由で否定してるのが非常に多いです

でもこれって完全に見る側だけの意見ですよね?

主役は誰ですか?高校球児じゃないんですか?

昨今至る所で当事者の意思尊重が叫ばれています

高校野球の場合の当事者の意思は

甲子園に出たい!!

なのです

どんな点差が開いて負けても甲子園で野球が出来たことそれだけで充分の選手は多いです

なのに見る側の都合を押し付けること意見はハッキリ言っておかしいです。当事者視点皆無の単なる観衆のエゴ、ようこんな意見言うなぁって感じです

このように甲子園に出れるチャンスが増えるこの制度は所々修正は必要ですが無くして欲しくないです

そもそも21世紀枠とは多くの球児に夢と希望も持たせようとする目的で始まってます

その目的が現状達成されている以上辞める理由はないでしょ

一人でも多くの球児が聖地甲子園でプレーできるように、現役高校球児の皆さん頑張ってください!

 

そんな訳で今日はこの辺で。ではでは